実は、心と脳には密接なつながりがあった
楽しいとき嬉しいとき悲しいときに胸が高鳴ったり、心臓がキュッと苦しくなったりすることはありませんか?
こういった心の変化で胸や心臓に変化があるので、
心=胸、心臓
と思う人もいると思います。
実は、これは違くて
心=脳の働き
なのです。
胸や心臓が反応するのは実は、脳が指令を出すからなんです😊
今回は心と脳のつながりについて書こうと思います!
目次
心がドキドキするのは実は脳が影響していた
楽しいときに心が弾んだり、恐怖を感じたとき 辛いときに心がドキドキしたり、キュッと苦しくなる。みなさんこんな経験があるはずです。
このような経験からこんな質問をするとほとんどの人はこう答えるはずです。
Q.心って身体のどの部分を表すと思いますか?
A.心臓もしくは胸。
実はこれは違くて、正しい答えは
A.“脳”
なんです。
脳がなにかを見たり、感じたりしたときに瞬時に身体のいろいろな部分へと指令を出します。
その結果、心臓の動きが早くなったり、胸が苦しくなるといった症状が現れるのです。
では脳のどの部分が感情に関する役割を果たしているのか解説していきます。
感情に大きく関わる脳の部位 3選
扁桃体(へんとうたい)
まず感情に関わる部位で最も重要と言われるのが“扁桃体”です。
扁桃体とは脳の左右にあるアーモンド型の神経細胞の集まりです。
ちなみに扁桃とはアーモンドの和名のことです😊
扁桃体は不安や恐怖などの感情を感じた際に活動します。
そしてこの部位で感じたことが、身体に伝達するスピードは物凄く早いです。
例えば、おばけがいた!と思ったらびっくりして逃げようとしますよね?
この間 1秒にも満たないスピードで脳の扁桃体から身体へと指令を伝達しています。
海馬(かいば)
これはいわば“記憶の司令塔”と言われるくらい、記憶に関してとても重要な役割を持っています。
日常での出来事や、勉強をして学んだことなどは海馬で一度 整理整頓されます。後に大脳皮質(脳のシワシワの部分)にためられると言われています。
新しい記憶は海馬、古い記憶は大脳皮質にあるというわけです。
前頭連合野(ぜんとうれんごうや)
これは行動の自発性や計画性に関連しています。
あらゆる感覚刺激に対して処理された情報が集まり、例えば人とコミュニケーションをとったり感情の抑制をするのもこの部位です。
まとめ
- 心の正体は“脳”にあった
- 扁桃体が感情の変化で身体に指令を出していた
- 海馬が経験したものごとを記憶していた
- 前頭連合野が行動に関連していた