「男だから」は家事育児をしなくていい理由にならない
「男だから」は家事育児をしなくていい理由にならない
数年前から徐々に変わり始めているものがあります。それは 男は仕事、女は家庭 という考え方です。なぜ変わり始めているかというと、一昔前のバブル景気で懐が潤っていた頃と違い現在は働けど働けど低賃金。おまけに高い税率といった理由で生活が苦しくなってきているといった背景があります。
最近では夫婦共に仕事するいわゆる共働きの家庭や、昔では考えられなかった奥さんがお仕事をして、旦那さんが家で家事などをする家庭などが増えてきています。
そうした変化が日々感じられる現在ですが、未だに「俺は男だから家事育児はしない」などと言う男性は少なからずいます。そのような人と結婚してしまったら、子供ができたら女性の負担が増えるのは火を見るよりも明らかですね。
そうならないようにするためにはどうしたらいいか対処法を考えていきましょう。
まず同棲などを始める際にしっかりとルール決めをすることが大切だと思います。なんとなく相手が忙しそうだからという理由であれもこれもやってあげると男の人は何もしなくてもいいかとなってしまうので絶対にやめましょう。
仕事の繁忙期だから、残業が続いていたからといって甘やかす必要もありません。それをやってしまうと、昨日やってくれたんだから今日もやってなどと言い始めるので決めたルールはしっかりと守るようにしましょう。
ならどんなルールを決めればいいの?となると思いますが出来るだけ担当する数を同じにするのではなく、それをするのにかかる時間が同じくらいになるように調整するのがいいと思います。例えば、洗濯なんかはトータルで1時間かかるとしても、一度スイッチを押せば30分くらいはその場から離れられますよね。それに比べてご飯支度は1日に1〜3回で時間も一回あたり1時間は使うと思います。そうなるとご飯支度は洗濯よりも圧倒的に長い時間がかかりますよね。このように家事の分担を決める際にはそれをやるのにかかる時間を考慮した上で決めるといいですね。
次になにかと理由をつけてやらないほうに逃げられなくするために、やらなかったときのためのペナルティを決めるといいと思います。
ペナルティといっても身体的、精神的に追い込むようなものはダメです。例えば、自分の担当の中から一つ相手にやってもらうとか、休みの日におやつ買ってきてなど比較的軽めのものがいいと思います。もし自分が何かの理由でできなかった時に、重たいペナルティがきたら嫌ですもんね。ですが、病気や怪我をして動けなくなった場合は別です。そのときは相手のことを思いやり、できる限り負担をかけないようにしてあげましょう。流石に高熱を出してる人にご飯を作らせたり、買い物に行かせたりはしないでください。
近年では夫婦共働きの家庭が増えてきています。自分だけが忙しい、自分だけが大変な思いをしているというのは大きな間違いです。お互いが日々大変な思いをして生活をしています。家事や育児を奥さんに全て押し付けている人はいませんか?そんなことをしていたらいつか奥さんに逃げられますよ。お互いがお互いのことを思いやることが大切なのではないでしょうか
男だから家事育児をしないそんな考え方はこの令和の時代においてもう古いです。時代にあった生き方、考え方を持つことがこれから大切になってくると思います。